雨樋

雨樋交換の費用と施工方法

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屋根に落ちた雨水を下水に誘導する役割がある雨樋ですが、雨樋が壊れてもそこまで支障はないのではないかと、そのまま放置する家庭も少ないかもしれません。
しかし、ここを放置してしまうと外壁が汚れて傷んだり室内が湿気っぽくなってしまうので、すぐに交換が必要です。

 

雨樋の清掃

 

雨樋にゴミが溜まっていたりして水が流れなかったり、溢れている場合には雨樋の清掃をして詰まりを除去する必要があります。
雨樋の清掃の費用は1~3万円ほどで、期間は数時間から1日くらいで終わります。

 

雨樋の部分的な補修、一部パーツ交換

 

雨樋が劣化していて穴が開いていたり、雪の重みによってひび割れている場合は部分的な修理やパーツ交換が必要です。
費用は2~5万円ほどで、期間は数時間から1日くらいで終わります。
穴が開いてるぐらいだと接着剤などで一時的に補修するぐらいでいいと思いがちですが、何度も壊れた結果、逆に費用がかかってしまう可能性もあります。
早い段階で業者に修理を頼みましょう。

 

雨樋全体の交換

 

雨樋がひどく損傷していたり、外れている場合は雨樋全体の交換が必要です。
費用は20~40万円ほどで、期間は1~2日くらいで終わります。
雨樋がきちんと機能するのは約20年くらいなので、徐々に金具がぐらついたり錆びたり劣化して破損する場合もあれば、台風によって大きく破損してしまう場合もあります。
台風などの自然災害による破損は火災保険が効くので、万が一の時はしっかり調べておきましょう。

 

仮設足場の設置

 

雨樋だけの工事ではそこまで費用も期間もかかりませんが、足場を設置するとなると更に費用と日数がかかってしまいます。
費用は15~20万円ほどで、日数は2~3日くらいかかります。
足場の設置にはそれなりに費用がかかってしまうので、無駄に支払うことのないように、屋根の工事や塗装工事なども一緒に頼むことでお得になる場合もあります。

 

雨樋塗装

 

色あせていたり、塗装の剥がれが気になった場合は雨樋の塗装も可能です。
塗料の種類によりますが、費用は3~10万円ほどです。
雨樋の塗装のためだけに依頼をすると高くついてしまうので、外壁や屋根の塗装と一緒に頼むと良いでしょう。
また塗装だけでは雨樋の修理にはならないので、その点も気を付けましょう。

 

最後に

 

雨樋の破損を放置してしまうと外壁がひび割れしたり自宅に影響が出てしまうことはもちろん、隣の家に雨水が流れてトラブルになってしまう可能性があります。
修理はトータルで見ても30万円から90万円、期間は1週間ほどかかるので、まだ大丈夫と放置せずに即修理するように心がけましょう。